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セミリタイアしてシェアハウスで暮らすノマドなミニマリストの株主優待日記

フリーウェイ経理で決算日修正はできない!新規作成と科目残高入力の手順

無料で使える会計ソフト、フリーウェイ経理Lite。広告付きで操作画面も古臭い感じだが、基本機能はfreeeや弥生会計に劣らないくらい充実している。新しくつくった会社で使い始め、とうとう決算を迎えた。

1年経って決算日がずれていると気づいた

税務申告のため決算書をつくろうと思ったら、どうも印字される日付がおかしい。どうやら初期設定の決算年月日を、間違って会計年度の開始日にセットしてしまったらしい。本来は9月30日が決算日だが、10月1日に設定してしまい、会計年度も1ヶ月ずつ後ろにずれているという状況になっていた。

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会計データ管理のメニューから日付を修正しようとしたが、数字が固定され編集できない仕組みになっている。公式サイトのFAQを調べると、

決算年月日は、いったん登録すると変更できません。

一度、会計データを削除してから、会計データを新規作成してください。

とのことだった。万事休す。

無料のLite版にエクスポート機能はなし

確かに会計ソフトで決算月が1ヶ月ずれるというのは、内部的にいろいろ不具合が生じそうだ。それでも300件以上入れてしまった仕訳を一から入れ直すというのは気が進まない。

有料のPro版なら、仕訳をCSVファイルに書き出して再読み込みできる機能があるようだが、無料のLite版にはそんな便利機能はついていない。微妙な機能制限を設けて有償プランに移行させようという魂胆だろうが、そちらは月額3,000円(税抜)。freeeより1.5倍も高くなってしまう。

それなら最初からfreeeを契約すればよかった。どう考えても今の時代クラウドで処理できる方が便利だ。時代遅れのオフライン会計ソフトを割高な料金で使い続けても、そのうち淘汰されてサービス終了してしまうだろう。300件分の仕訳をフリーウェイ経理に打ち込み直すなら、別の会計ソフトに手入力した方がまだましだ。

会計データを作り直すしかない

よくよく考えると、決算月はずれているが、決算書の表紙に印字される日付がおかしいだけで、中身は問題ないと気づいた。表紙の日付も手動で編集できる機能は付いている。若干気持ち悪いが、今年度は日付がずれたまま決算書を仕上げてしまって、2期目から会計データを作り直そうと思った。

実は年度更新して2期の仕訳も30件くらい入れてしまったが、そのくらいならやり直しはきく。別に決算日がずれたまま使い続けても支障はなさそうだが、あとで致命的なエラーが出て有償版購入とならないように、整合性は保っておきたい。

次年度更新の際に、決算日をずらすとういような便利機能は付いていない。ということは、もし気が変わって会社の決算日や会計年度を変更すると、フリーウェイ経理には反映できないことになる。

以前、弥生会計を使っていて一度決算日を変えたことがあるが、問題なく設定変更できた。フリーウェイならPro版でも面倒なエクスポート/インポートが必要になるので、いまいちな感じだ。

無料版で会計データは1つしか作れない

フリーウェイ経理のせめてもの救いは、バックアップデータを丸ごと上書きすれば、以前の状態に戻せるということだ。複数のPCで作業しているときに便利な機能だが、会計データ削除のような不可逆的操作をしても、古いデータを復活させて閲覧することができる。

Lite版にエクスポート機能はついていないので、とりあえず2期目の仕訳日記帳を画面キャプチャしておく。会計データを新規作成しようとするが、「既にこの会社コードは使用されている」とか、ほかにも得体の知れないエラーが出てなかなか登録できない。

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公式サイトを見ると、無料版では「登録できる会計データ数1」となっているので、これが原因かもしれない。会社コードは初期表示の0000から編集できなかったり、そもそも空欄で数字を入れることができなかったりする。

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ところが試行錯誤していると、なぜか登録完了できた。その後、会計データの合併処理というメニューで、仕訳の上書き・残高合併もできそうだったが、こちらは「会計年度が異なるため合併できません」というエラーが出た。「会計コードチェック」「年度チェック」という2つのチェック項目オプションを外しても、同じエラーだった。

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一応もくろみ通り、2期目の会計データを決算日を変えて新規作成することはできたが、無料版なのに2つ会計データが存在している状態は、何かトラブルの原因になりそうな気がする。1期の会計データはバックアップから再現できるので、念のため削除しておいた。

前期の科目残高を引き継ぎ

さて、2期目の会計データを用意してからまず行うことは、前期の残高反映である。1期のデータを開いて、「帳票印刷①>全科目合計残高試算表」のメニューから、各科目の繰越残高をPDFに出力しておく。

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2期目に引き継ぐのはBS科目だけでよいと思うので、1120普通預金や4170預り金などの数字をピックアップして、2期の科目残高に入れていく。1期は赤字だったので、7330繰越剰余金はマイナスの数字を入れる。

2期目の残高入力は、「データ入力>科目残高入力」から操作できるが、「前期残高データ入力」に入れた値は反映されなかった。マニュアルを読むと、「当期残高データ入力>期首残高」に入れないと引継ぎできないようだ。

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BS科目をごにょごにょ入力して、借方/貸方差額が0になったのを確認。その後、キャプチャしておいた画面を見ながら、2期目の仕訳を30件くらい手入力して、一連の作業は完了した。

決算書を出して申告が終わってしまえば1期のデータを見ることはないと思うが、バックアップは取っているので、いつでも確認はできる。もし後から変更があったとしても、翌期以降に影響する操作は避けて、2期目で修正仕訳すれば安全だろう。

丸一日かかったが、何とか無料のLite版のまま手動で決算日変更を済ませることができた。