「パンとエスプレッソと」株主優待で人気のフレンチトーストを満喫

「パンとエスプレッソと」で有名なHitoBito Inc.の各店舗で、アクトコールの株主優待券が利用できる。Billsで使えるサニーサイドアップと並んで、最近人気のおしゃれ外食優待銘柄だ。

表参道の路地裏カフェ激戦区

土日に都心に出る用事があり表参道の店舗に寄ってみたが、恐ろしい行列で店舗に入る隙間すらなかった。雨の中、行き交う人たちはファッショニスタばかりで、田舎者が並ぶのは恐縮な感じ。場所は地下鉄、表参道駅と外苑前駅の中間くらい。青山の都営アパートに近い、住宅街の一角にある。

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青山通りから1本西を南北に抜ける露地。久々に来たと思ったら、ここにはおしゃれカフェの老舗ロータスがあった。カリモクのソファを並べたレトロなインテリアで、ドリンクだけでなくケーキやカフェ飯も充実している。15年くらい前によく通ったが、今でもこの裏通りにはこだわりにカフェが集まっているようだ。

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南にはHISが猿田彦珈琲や本屋を併設した営業所を構えている。その名も「旅と本と珈琲と」…他業種も参戦して、カフェ業界の仁義なき戦いを垣間見られる。HISでは「業界初bitcoin決済可能」というのがおもしろいが、猿田彦と本屋は対象外なので注意。

本命の鉄板フレンチトースト

月曜の昼下がりに再チャレンジしてみた「パンとエスプレッソと」。なぜか間違ってJR目黒駅で降りてしまったので、恵比寿~渋谷と歩いて表参道に到着した。

途中で中目黒のフツウニフルウツに寄ろうかと思ったが、本店のパニーニに期待してお腹を空かせておいた。15時を少し過ぎてランチメニューは終わってしまったが、代わりに「鉄板フレンチトースト」にありつくことができた。

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ランチはパニーニとドリンクのセットでお得だが、パニーニはフツウニフルウツなど他店舗でも食べられる。店内のほとんどのお客さんが頼んでいたフレンチトーストこそ、本店のマストなメニューといえそうだ。

運よくカウンター席が空いていたので、案内してもらうことができた。おそらく15時スタートのフレンチトースト待ちお客さんが一巡したタイミングだったのだろう。海外のバールを意識した店内は狭く、半分はテイクアウトのパンコーナーだ。しばらくするとまた混んできて、屋外の寒いテラス席にも座っている人がいる。

イートインはワンドリンクオーダー必須なので、店名通りにショートのエスプレッソ(300円)を頼んでみた。フードメニューはフレンチトースト(750円)に、お腹が空いていたのでミラノサラミのパニーニ(650円)も追加。合計1,700円の豪華ランチだが、優待券は使い切れないほどあるので、入店できた機会にまとめて使ってしまおう。

フツウニパニーニ

ガラス越しに見える厨房には、本格的なパン焼きオーブンが控えている。フレンチトーストの注文が入るたびに、グレーのチョッキを着たイケメンギャルソンボーイズが焼いてくれる。

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185度くらいの温度で10分くらいの焼き時間。結構待たされるが、その間に温めてもらったパニーニとエスプレッソをいただく。パニーニは前回フツウニフルウツで食べたアボカドと同じスタイル。

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カリカリのパンにチーズとサラミ、以上。という感じの極めてシンプルな食べ物だ。人気店だが特に凝ったレシピはなく、良質な素材を素朴に調理したフツウニパニーニという印象だ。

濃厚デニッシュのムーが原料

フレンチトーストは小型のフライパンに載せて運ばれてくるが、オーブンで焼くときは別の器のようだ。そのまま出すと鉄板が熱すぎて危ないのだろう。お店のロゴ入り皿に載せて、パンと鉄板のコンパクトな組み合わせが何となくおしゃれだ。

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フレンチトーストの原料は伝説といわれるほど人気のデニッシュ食パン「ムー」。まだオリジナルを食べたことはないが、姉妹店のサン&ウィッチでじゃがいも・チョコ入りの変種を試してみた。

もともとバターたっぷりの濃厚なデニッシュなので、卵や牛乳を染み込ませてフレンチトーストにすると超こってりな味わいになる。ナイフとフォークでカットすると、パンの中身はおかゆのようにとろけている。主食とデザートの中間、おしるこを食べているような気分だ。

ジョナサンの朝食に出てくるフレンチトーストに比べると小ぶりだが、中身はぎっしり、カロリーも高そうだ。パニーニも食べたらお腹いっぱいで、夕食はいらないくらいの間食になってしまった。

トッピングの有機ハチミツはイタリア産

先に持ってきてくれたフレンチトースト用のハチミツは、よく見るとイタリア産のミエリツィア。

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スーパーで売っている中国製ではなくカルディにありそうな雰囲気で、調べたらアマゾンでも1,500円以上する高級品だった。これとムーを手に入れれば、家でも名店のフレンチトーストを再現できる。

Mielizia(ミエリツィア) イタリア産オレンジの有機ハチミツ(純粋) 400g

Mielizia(ミエリツィア) イタリア産オレンジの有機ハチミツ(純粋) 400g

 

こだわりの有機ハチミツを見たことのない専用器具でトーストに垂らす。ワイヤーが巻かれた先端にハチミツがたっぷり絡んで1回で十分な量を落とせる。しまうときはくるくる回して垂れた部分を巻き取ると、テーブルを汚さなくて済む。

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めったに食べられない高級ハチミツと思ったので、欲張って2回垂らしてみた。鉄板がハチミツの海になり、トーストが甘くなりすぎてちょっとやりすぎだったと思う。苦いエスプレッソと交互に食べるとバランスはよかった。

フレンチトーストは朝食か15時か

見た目のわりにヘビー級のメニューだが、15時以降のおやつタイムに出てくるという罪な一品。昼食時は調理に時間がかかりすぎて、回転率が落ちてしまうのだろう。フレンチトーストは15時からと、モーニングの時間帯にも出品されているようだ。余裕があればムーの焼き上がり時間を狙って、朝から訪れてみるのもいいかもしれない。

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観光ついでにせっかく来たなら、朝と夕方2回寄って主要メニューを制覇するのもありだ。パンとエスプレッソとでパニーニとフレンチトースト、近隣のサン&ウィッチでサンドイッチランチを食べれば完璧だろう。アクトコールの株主優待をもらって持て余している人は、表参道で話題のおしゃれカフェをはしごしてみると楽しい。